タイトルが長くなってしまいました。
めるめるソロの新曲ですってよ奥さん。
……ついに来てしまった…!!!!!!!!!!
「スペース!スパイス!スペクタクル!」!!!!!
あーもうめるめる推しなので感が極まってますけれども!
これでアニメ2期でのCV.ランガちゃんのキャラは全員ソロ曲持ちになりましたね~
作家陣は、
作詞:真崎エリカ
作曲:矢鴇つかさ
編曲:矢鴇つかさ
という、「COMETIC SILHOUETTE」と同じ布陣!
プリティーシリーズではいつもお世話になっております。
ありがとうございます…!!!
矢鴇さん、WITHのアサヒソロ新曲「MYCS」も書いてるとかいう。
マジヤッベーだろ!!!!!
とにかく「スペース!スパイス!スペクタクル!」を聴いていきましょうぞ!
スッスッス!
目次
①メロディ
AメロはD minorからスタート。ド=Fで。
Aメロ
ド頭はマイナーMAX。「ラ」中心でメロディが進んでいきます。
っと、よーく聴くと……
「レ」と「レ♯」のトリル的なメロが……!
「レ♯」といえば、「Play Sound☆」で「ミ♭」が出てきてますが、
これが「ブルーノートスケールの音で、めっちゃロック」というのがありまして。(Play Sound☆の記事も参照で!)
(普通に平均律だと思うので)「レ♯」=「ミ♭」と捉えてみると、結局めるめるもロックでカッコいい音を使ってるわけですよね。
つまりメルティックスターなんですよね。
「COMETIC SILHOUETTE(のBメロ最後)」でもあった「レ♯」。
この時は浮遊感が強い音でした。
でもアプローチの仕方はむしろ上でも書いた「Play Sound☆」に近い感じ。
マイナー感強めのカッコいい音って感じ。
聴こえ方全然違うんですよね~
でも同じ音。これもう「めるめる=レ♯」でよくね???
Bメロ
「ラ」中心ですが、モチーフがガラッと変わりました。
まだマイナーですね。
「ラ」から「ソ」に落ちーの、戻ってくるときにクロマティック。
つまり「ソ♯」を経由してるんですが、これって……!
マイナー感強めの音だ!
ハーモニックマイナースケールにもメロディックマイナースケールにも入ってる、マイナー感の権化だ!
Aメロとは違った感じでカッコいいめるめる。
Aメロはロックにマイナー感、Bメロは強めにハーモニックマイナー感。
今回のめるめるは「めるめる=ソ♯」。
おいおい、違った一面を見せてきたぞ……
やっぱりこの人なんでも出来る人だ……
そして、ちゃんとサビ直前で「ラ→ミ」の五度UPまでキメて、テンションもちゃんと上げてきてる感じ…
さすがめるめる、中学生相当の年齢でPh.D.取ってるだけあります…
サビ
調号は変化しないですが、F majorに転調です。気分的に。
・サビ頭の「シ」からの弱起。
・そのあとの「ファ」を最高音とするモチーフ。
・弱起が「シ」。
・そのあとの「ファ」を最高音とするモチーフ2つ目。
・モチーフ2周目の最低音を「シ」とするモチーフ。
・四度DOWN&UP。
・「ド」中心のターン的なところ(=最低音が「シ」)
…これ、ヤバくないですか!
つまりは「シ~ファ」+「すぐ下のソ」のみでメロディを構成してるわけですが、
このブログでかなりの頻度で言ってる
「シ=不思議な人」、「ファ=天然な人」
にめちゃくちゃ注目させるメロディなんですよ!!!
これ両方とも、めるめるっぽくない?
ということで、「めるめる=シ」と「めるめる=ファ」が確定しました。
「なんでも出来る」の人、紫藤める。
マジヤッベーだろ!!!!!!!
文武両道にもほどがあるめるめるでした。
音価的な話も。
最初の方のトレモロ的なところ、16分ないし16分刻みでシンコペーションしてるんですが、
このシンコペーションがちょうどいい感じで古いんですよね。(主観)
なんというか、「平成の初め」のダンスミュージック的な。イメージね!
「令和の初め」にこんなの聴けるのめちゃくちゃよくないっすか???
(主観多め)
あと、単純に16分で速いので、森嶋ちゃんの滑舌がスゴイのもゴイゴイスー。
スー進呈です。(©ダイアン)
やっぱめるめるだなー!(だなー!)(でもDDでいたい)
②コードとか
さぁ、イントロはF majorなので、Ⅰ=Fで読んで!
イントロ
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ-♯Ⅴaug/♭Ⅴ」
「Ⅳ-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰsus4-Ⅰ」
ええ。王道進行です。みんな大好きです。
これに乗せてるメロディが、それだけで成立しているメロディという。
二度上昇を「ミ」スタートで「ラ」を最高音に置くスタイル。
「サビのメロをシンセで鳴らしてます」って言われても納得しそう。
ええ、つまり。ほぼ「ちょいサビ」と同じノリということ。
「ちょいサビ」ってのは、
「サビの一部をイントロに持ってくるやつ(の俺造語)」なんですが、
ちょいサビを持ってくると、それはそれはド頭から盛り上がるんですよね。
それと同じノリということは、やっぱりブチ上げるんですよね。
実は「同じノリ」というか、コード進行はサビとほぼ一緒です。
なので、実質「サビ」扱い!とみています。めるめるヤバい。
それもさることながら、一周目のツナギコードにご注目ください。
(たぶん)「♯Ⅴaug/♭Ⅴ」だって!
これの響きヤバないっすか!!!
ガッツリ浮遊感。めるめるらしいや!
「COMETIC SILHOUETTE」でもなかなか特殊なノンダイアトニックコードで繋ぐという浮遊感重視設計をしてましたが、今回も浮遊感重視の繋ぎ。
このコード感がホントにめるめるっぽいんですよね~
矢鴇さんありがとうございます!!!
そんな感じで始まりました。「スペース!スパイス!スペクタクル!」。
スペクタクルが待ってます。
Aメロ
転調しまして。D minorです。調号一緒。
「Ⅵm-Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅵm-Ⅰ-Ⅱm-Ⅲm-Ⅵ」
「Ⅵm-Ⅰ-Ⅱ-Ⅲ-Ⅵm-Ⅰ-Ⅱm-Ⅲm-Ⅵ」
前半がメジャーコード(ノンダイアトニック)の遷移、
後半がマイナーコード(ダイアトニック)の遷移。
なんですが、「ⅡⅢ→Ⅵ」の流れが
前半がⅥm(ダイアトニック)、
後半がⅥ(ノンダイアトニック)。
なんだこの対比!
相対性理論で使うミンコフスキー空間かなんかですか!?☝自分でもよくわからないたとえ☝ⅡⅢが空間成分っぽくてⅥmが時間成分っぽくないすか?
…はい。
急に相対論出してめるめる感を……
それだけキレイな対比が出来てるゾーンってこと!!!
やっぱりめるめる天才だぁ!!!
ところでここのギターがめちゃくちゃカッコいいんですよね。
めるめるの歌声もいいけど、ギターにも注目!
たぶんLeftとRightで違うノリ。
聴きがちです。
ⅥのメジャーでBメロへ!
Bメロ
「Ⅵm-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵm-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵm-Ⅴ-♯Ⅴdim」
「Ⅵm-Ⅰ-Ⅱ-Ⅰ」
「Ⅵm-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵ-Ⅴ-♯Ⅴdim」
「Ⅱm-Ⅲ」
からの~
Ⅵm受け!
これはトンネル効果!(違う)
それはさておき、「Ⅵm-Ⅴ-♯Ⅴdim」のところ。
「ラーソソ♯ラ」(×数回)のベースですよね。
これ、なんとなく宇宙に行くロケットあたりがイグニッションしてる感が。
ロケット「ゴゴゴゴゴゴ」
みたいな。
すごく期待感がある進行・音遷移ですよね~
ということで、大気圏を超えようとしてる感じのBメロ。
2段目のロケットも常備。
点火しつつ「Ⅱm-Ⅲ」。
大気圏突破です。第二宇宙速度ありそう。
地球の重力を振り切るあたりで、わりとエスニックな音色で「ラードレーシーミー」というカウンター。
加速しまくってました。
めるめるさん、太陽系の外行こうとしてない?
サビ
F majorに戻ってきました。(調号同じ)
どうも、宇宙空間です。
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ-♯Ⅴaug/♭Ⅴ」
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰsus4-Ⅰ」
王道進行キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そして、イントロでも出てきた「♯Ⅴaug/♭Ⅴ」!!!
この浮遊感は無重力だったんですね!
銀河系をぐるぐる回ってます。めるめる。
あれ?もう太陽系抜けたの!?
めるめるのパワーが強すぎて、太陽の重力を振り切ってました。
そして王道進行の循環で銀河を駆け巡ります。
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ-♯Ⅴaug/♭Ⅴ」
「Ⅳ-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵ-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ-Ⅵ」
「Ⅱm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ」
フレーズ2周目は結びがあるのと、途中にパッシングディミニッシュド。
なんでしょう、光速で駆け抜けるめるめる。
BPMが速いからか、マジで光速感あります。
特殊相対論オーダー以上。
つーかめるめるタキオン説もワンチャン。
あぁ…もう超高速\(τ_{めるめる}\)の存在を認めなければなりませんね……
ちょっと話は変わりますが、メロディ編でチラッと言った「平成の初め」感、
もしかしたら「平成の初め」の頃の光が今地球に届いてる説が浮上しました。
宇宙だし、32光年離れてる恒星もあるでしょう!
それ、「めるめる星」とか名付けておきましょう!
サビもめるめるユニヴァース感。
普通に宇宙感あるバッキングでめるめるでした。マジで。
ラスサビ
基本的にはサビと同じですが、結びだけ長めにとっており、少し違います。
「Ⅱm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰsus4-Ⅰ」
Ⅰsus4を長めに。Ⅰと合わせて2小節です。
この長めの浮遊感も実に宇宙っぽいです。
宇宙のカタマリです。この歌。
もう地球を旅立って100年くらい経ってますかね…
でもめるめるは超光速で移動してるのでちょっと時間戻ってるパターン。
すげぇよ……
アウトロ
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰ-♯Ⅴaug/♭Ⅴ」
「Ⅳ-Ⅴ-♯Ⅴdim-Ⅵm-Ⅱm-Ⅴ-Ⅰsus4-Ⅰ」
基本はイントロと同じ。
ノリのいいヤバいフレーズ。
サビ終わってるのにまだブチ上げていくスタイルなので、そろそろ宇宙の果てに着きそうです。
外側の無を破ってめるめるカラーに染めそう。
……実はマジでめるめるカラーに染めちゃうんですよ……
「♯ⅤM7-ⅣM7」
最後の最後でメジャーセブンスのヤバいヤツ。
終止はまさかの(予想出来てるか!)偽終止。
浮遊感で終わらせる感じ。
これ地球帰ってきてなくね!?!?
虚数の世界(同主調のⅣM7)を見つつ、元の世界に戻ってくるも、サブドミナント(ⅣM7)で終えちゃうめるめる。
これもうめるめるが万物の定理を見つけ出すのも時間の問題だぞ!!!
いやもうほんと紫藤さんよろしくお願いします!!!
紫藤さん、人類の希望です!!
めるめる文武両道とかいうレベルじゃない件
なんなんでしょうね。紫藤さん。
あんなんみんな好きになるに決まってるじゃないですか。
というわけで、めるめるのフィジカルもヤバけりゃ頭脳もヤバいというのがソロ曲からもわかりましたよ、と。
avexさんホントヤバい曲を放り込んできますね……すき……
さぁどんどん聴け!!!!プリチャン!!!!!
ばーい👋
あ、あと、7月はファントミラージュとキラッとプリチャンのコラボもあるのでファントミ曲も聴いてください!
ファントミ曲の「ピース!」なんかだと、「Play Sound☆」とか「パーフェクト・フィナーレ」を作編曲した松坂さんが書いてますよ!
耳なじみあると思うのでゼヒ!!!
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