あーついに来ちゃいましたか…
あいらとアンジュでのユニット…
その名も「iL’ange(アイランジュ)」!!!
最強タッグですよ!!!
そして、二人で歌う曲は…!
「パーフェクト・フィナーレ」!
あぁ…アンジュさん…パーフェクトにフィナーレを迎えようとしてるの…?
さてこの曲、作家陣はというと…
作詞:宮嶋淳子
作曲:松坂康司
編曲:松坂康司
「Play Sound☆」とか
「GOスト♭コースター」とか
「ファララ・ガァララ三部作」とか
「Girl’s Fantasy」とかがこの最強タッグですよね~!!!
おい、神曲しかないじゃないか!
そうです、つまり「パーフェクト・フィナーレ」は神曲なんです。(帰納)
というわけで、神曲を紐解いていきましょう!
目次
①メロディ
(メロディの)最初はC♯ minor。
ド=E
として書いていきますね。
いやぁ、変拍子多用ということなんで、拍子ごとに節付けてみますわ!
目次がやべーことになってるけど!(アサヒ談)
※バスドラム一発8分の拍換算で。
☝♪=200+という高速なので8分基準にしてます。
あと、\(\frac{3+2}{8}\)みたいな書き方してるのは、\(\frac{5}{8}\)と捉えてもらってOKです!
リズム取るときは+で分けた数字毎に数えると塊で認識できるかなと思って分けてるだけです!
あとは「×〇」は〇小節分継続って意味で書いてます!
コード編も同じ分け方しますえ。(目次長いけどご勘弁🙇)
ではさっそく、、、Aメロ!
Aメロ
\(\frac{(3+2)}{8}×4\)
小節ごとに、
1:二度ずつ上昇
2:二度ずつ下降
3:二度ずつ下降
4:「ラソソ♭ファ」
4小節目。これですよ。
「ソ♭」。
メロディ的に「ラで始めたい」と「ファで終わらせたい」と「4音で(長短)二度下降のモチーフ」を同時に満たすのが、
a.「ララ♭ソファ」
b.「ラソソ♭ファ」
c.「ララ♭ソ♭ファ」
くらいだと思うんですが、cは調性が変わるのでNG…となるとaかbになります。
ここでさらに追加要素「音価が3音目が一番短い=3音目が繋ぎ」を条件に入れると…
aだとメインの音にラ♭が来ちゃうので調性が変わるぅぅ!ということでbになりますね~
とまぁいろいろありましたが、実は、「ソ♭・ファ♯」は繋ぎを専門に取り扱ってる業者の方だったんですよ(?)。
繋ぎのプロなんで、繋ぎたくなったら「ソ♭・ファ♯」に連絡しましょう!(???)
\(\frac{8}{8}×1\)
ミシ~!?
五度UPをさらっと決めていくアイランジュ。
耳を持っていかれます。
2ループ目は\(\frac{(3+2)}{8}\)の最後のところでも「ド→ソ」の五度UPを決めます。
ヤバい。
Aメロ結びはミということで、コードも相まってほぼトニック感。
浮遊こそしてますが、いったん区切りです。
Bメロ
\(\frac{(4+3)}{8}×2\)
同音連打×シンコペーションのコラボで印象的な始まりのBメロです。
あと7拍子ですが、(4+3)拍子と捉えてやるとわかりやすいです。
4:アンジュ(メイン)
3:あいら(オブリガート)
みたいなパート割。
\(\frac{6}{8}×2\)
ワルツ感。
ここもしかしたら拍子記号違うかも…?
まぁこれであってるとして…
重要なのは転調直前の音!
「シ♭」なんですが、これはドから短七度(ここのコードの構成音にもなってる)…なので憂いがある感じ。
アンジュさんの中に引っかかってることがあるんでしょう。
\(\frac{(4+3)}{8}×2\)
そしてここで転調。
E minor(前の調から調号♭+3)です。
ド=Eで。
これは(ほぼ)近親調転調ですな!
この転調、あいらさんに相談してなにか解決に向かってるのかも…?
そこから後半の3連符ゾーンへ。
\(\frac{4}{8}×5\)
最初1拍休符が入ってタメつつ、3連符。
弱拍始まりの3連符。
2小節にわたっての3連符。
いろんな変拍子になる中、さらに3連符。
すげぇ…最強だろ…!
そしてそのままミを全音符(小節跨ぎのタイ付き)で伸ばしーの、サビメロ「ミ♯ラ♯シ♯」を弱起でシンコペーション。
ん、「ミ〇ラ〇〇井」…「みらい」…?(幻覚)
サビ
半音上がった!
ということで、F minor(前の調から調号♭+5)です。
ド=A♭で!
\(\frac{8}{8}×4\)
弱起を受けてからのド始まりで軽く上昇形。
ほぼ同モチーフでミを目指して動く感じ。
全体的に「ミ」結びがおおいんですなぁ。
\(\frac{6}{8}×1\)
\(\frac{6+2}{8}×1\)
「3拍ごとに4つの音」の構成を4回ですね。
偶数回の「ソ・ラ」結びで2回ごとに区切りをつけてますね。
ここは頭に十六分休符で弱起連続です。なんか気持ちいいです。
+2のところは、サビ始まる前と同じようにシンコペーション用の「1つ前の小節の後ろ」です。
「ミ♯ラ♯シ♯」ですね。
あれ… 「ミ〇ラ〇〇井」……「みらい」…
「桃山…みらい…」……!?(幻覚)
\(\frac{8}{8}×2\)(2ループ目)
半音上がって(F♯ minor、前の調から調号♭+5) 、同じサビ+αです。
が、最後2小節多め。
\(\frac{6+2}{8}\)の部分が盛り上がるメロディに。
さっきはラの辺りだったのに、四度高いレから同モチーフです。
たけぇ!
それにこたえる形で、直後の\(\frac{8}{8}\)部分で「ソ」までグイ上げのメロディ!
それも「レ」スタートからの四度上目指すスタイル。
たけぇたけぇ!
\(\frac{8}{8}×4\)(2ループ目)
基本的には1ループ目と同じフレーズですが、
特筆すべきは最後のラ結びじゃないかなと。
3回二分伸ばしがあるんですが、全て当てられるコードが違うんですよね。
これによってトニックだったはずの「ラ」の印象が、しっかり結ばれず、なんだったらドミナントにも聴こえるという。
そんな感じなので、「落ちサビドン!」でも区切られてる感じがあんまりしないという。
連綿と続く後半ですな。
落ちサビ~ラスサビ
E minor(前の調から調号♭+2) に落として、ほぼサビ1ループ目です。
ほぼということで、落ちサビはモチーフが若干違ってて、
元のサビは「下回し(ドシラシドみたいな)」のメロディだったのが、落ちサビは「上回し(ドレミレドみたいな)」になるというところですね。
これ、クライマックス感があります。
最後に向けての助走ですね。
ラスサビはグイ上げグイ上げからのサビ2ループ目。
サビと同じ調です。
テンション上がるものしかなかったサビが、落ちサビからフリにフってテンションマックス~!
これはリラックスさせてくれません。
結びも同じなので、トニックで区切った感がないです。
こりゃつまり、アンジュさんはプリチャンアイドルをやめることを区切りとはするものの、区切りじゃなくプリチャンアイドルの延長線上で以下略なのでは!
②コード・伴奏
メロディ編で「最初はC♯ minor」と言ったな。あれは嘘だ。
というか、メロディがあるAメロからはC♯ minorなんですが、イントロは違うっていう話です。
イントロ(の最初)は「C minor」なので、
Ⅰ=E♭
でよろしくお願いします。
イントロ1
\(\frac{6}{8}×3\)
\(\frac{6+2}{8}×1\)
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴ7」
「ⅣM7-Ⅴ7」
荘厳な感じですなぁ。
コーラスメロに倍音がたくさん。
そして3の倍数系拍子。そらもう荘厳ですわな。
この荘厳な感じのラスト、2拍だけフェルマータ感のある転換キッカケが。
最初弱拍スタートなんで、もしかしたらその分がはみ出て見えるだけかも…
まぁリズムを整える感じのノイジーパーカッションなので、+2拍を意識しつつ、
次!
???「(BPM変わってないと考えて+3拍でも可かも?)」
???「(むしろそっちの方が?いいかも??)」
イントロ2
転調!
B♭ minor(前の調から調号♭+2)
なのでⅠ=D♭で。
\(\frac{6}{8}×1\)
「Ⅱm-Ⅲm」
この進行自体はまぁよく見ますよね。でも…
\(\frac{6+3}{8}×1\)
「Ⅳm-Ⅴm」
こう来ちゃうともう未来感がヤバいですね。
アンジュさん「みらい」を見据えた展望考えてる…?
桃山やったやん!
これで2期も安泰だぁ!
(なんて発言すると、気が早ぇ!つって世界中のアンジュさんファンにボコボコにされそう)
Aメロ
さてここも転調ポイント。
C♯ minor(前の調から調号♭+3)ですな。
直前にあった「Ⅳm-Ⅴm」は、この調でいう「Ⅱm-Ⅲm」ということでダイアトニック!
むしろそこで転調してた説。
その「Ⅲm」を受けて次行くとわかりやすいかも?
\(\frac{(3+2)}{8}×4\)
「Ⅵm7-Ⅴ-ⅣM7-Ⅲm7-Ⅱm7-ⅠM7-Ⅶm7-Ⅳdim7」
奇数個目は3拍子、偶数個目は2拍子ですね。
…あれ??最後の動き聴いたことある…
あっ!!!
「フォーチュン・カラット」だ!
アンジュさんのやつだ!!!
これ、マジでえも萌黄じゃないですか??
意図的なのかそうでないのかはわかりませんが、Precious Muse感はディミニッシュのミステリアス感で出来ていたというわけです。
ピアノでアルペッジョしてるから意図的な気がするんですよね~
\(\frac{8}{8}×1\)
「Ⅵm7」
急なえもえもポイントで焦りましたが、とりあえずトニックで落ち着きましょう…
あと、4の倍数拍なので全ての焦燥感が落ち着きますね…
ふぅ。
ピアノだけなのはここまで。
ここからいろんな楽器が増えるので速度感がUP!
\(\frac{(3+2)}{8}×4\)(2ループ目)
「Ⅵm7-Ⅴ-ⅣM7-Ⅲm7-Ⅱm7-ⅠM7-Ⅶm7-Ⅲ7」
そのあとの\(\frac{8}{8}\)は、さっきと同じ「Ⅵm7」。
まぁ、最後がⅢ7になっただけですな。
さてしっかりトニックで結んで、Bからまた展開していきますよ~!
Bメロ
\(\frac{(4+3)}{8}×2\)
「ⅣM7-ⅣmM7-Ⅲm7-Ⅵm7」
ここも「4拍-3拍-4拍-3拍」です。
…あれ?この動き…
「SUPER CUTIE SUPER GIRL」のAメロで聴いたことある!!
…はさすがにこじつけすぎました。
進行同じだけど。
最初の方は下降クリシェですね。This is 優雅。
これ好きなんだよなぁ…(ガチ感想)
\(\frac{6}{8}×2\)
「Ⅱm7-Ⅴ7-ⅠM7-Ⅰ7」
ツーファイブワンからⅣに渡すための属七ですね。
地固めをしっかりしていきます。
しっかり固めて~
\(\frac{(4+3)}{8}×2\)
転調じゃあ!
E minorです。前の調から調号♭+3なので90°回りました。
Ⅰ=G。
「ⅣM7-ⅣmM7-Ⅲm7-♭Ⅲdim7 」
ゴリゴリに下降クリシェ。さっきよりゴリゴリですね。
♭Ⅲdim7もなかなか優雅コード。キラキラが見えます。
\(\frac{4}{8}×5\)
「Ⅱm7-Ⅶm7(-5)-Ⅲ7sus4」
を1小節ごとに変化しつつ~最後で
「♯Ⅲ7」
まぁ次半音上がるんですけど、あえて♯つけてみました。
ここはもうちゃんとマイナーツーファイブ(sus4)ですよね。
マイナー感を強めていきますね。
からのグイ上げ。すげー強い光が見えるんですが!
目が!目がぁ!ねぇ!
むしろ耳がぁ!
(ここで我々は白い光に包まれたのだった)
サビ
というわけで半音上がりました(F minor、前の調から調号♭+5)。
このグイっと上げていく転調は「調性感」よりも「テンションを上げる」ことを重視してる感じですね。
「フォーチュン・カラット(E minor)」の殻を破っていくアンジュさん。
とりあえず第一段階の殻にヒビを入れるところから。
\(\frac{8}{8}×4\)
「Ⅵm7-♭Ⅵdim7-Ⅵm/Ⅴ-♭Ⅴm7(-5)」
ベースが下降クリシェ~!
優雅最高潮ですけど!
ここのピアノトレモロ超カッコいいんですが。。。
ベースと同じようにラからクロマティックに下降していくトレモロが優雅底上げしてます。
16分刻みなのでテンポ上がってるようにも聴こえますね~
\(\frac{6}{8}×1\)
\(\frac{6+2}{8}×1\)
「Ⅱm7-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵm7」
4536のをⅡ始まりにした形ですな。
3拍ずつ変わっていくので結構速い感じ。
これ、バンバンプリズムジャンプ跳んでいくやつですよ!
最後の+2拍でさっきも書いたメロディのタメ(シンコペーション)で、伴奏を一瞬休符に。
\(\frac{8}{8}×2\)
シンコペーションからの
「♯ⅥM7-Ⅶm7-Ⅲ7-♯Ⅲ7 」
これですよ…Ⅵm7から♯ⅥM7ってテンション上げるのにもってこいな印象。
しかもさらにドミナントが半音上がるという、サビ前にもあったヤツ。
会場のボルテージがどんどん上がっていきます!
\(\frac{8}{8}×4\)
半音上がって(F♯ minor、前の調から調号♭+5) 。
1ループ目と同じなので、上のコードをⅠ=Aとしてやると弾けます!
「Ⅵm7-♭Ⅵdim7-Ⅵm/Ⅴ-♭Ⅴm7(-5)」
リュート属楽器でコード弾きならセーハしてやれば簡単!(簡単とは言っていない)
プリズムジャンプ2段目を跳ぶアンジュさんとあいらさん。
くぅーっ!
\(\frac{6}{8}×1\)
\(\frac{6+2}{8}×1\)
「ⅣM7-Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7 」
上昇クリシェが近い音のコードに変わりました。
ほぼ同じ流れですが、こっちはやわらかい印象。
滑らかさはこっちの方があるので、パーカッションの疾走感がノリやすい感じですね。
\(\frac{8}{8}×4\)
そして、追加部分のある2ループ目最後。
それぞれの小節が
「♯ⅥM7」
「Ⅶm7-Ⅲ7 」
「ⅣM7-♭ⅦM7(-5)」
「♭ⅢM7(-5)」
(松坂さんのツイートで、サビ結びのコードについて「DM7-GM7♭5-CM7♭5」とのことでしたので、訂正いたしました)
こんなヤバい遷移に。
臨時記号付きまくるコードをかなりの疾走感で奏でていくゾーン。
アンジュさん、駆け抜けまくってますよ…
落ちサビ~ラスサビ
E minor(前の調から調号♭+2)まで落としまして、
頭の進行がクリシェではなくなっていて、
「Ⅵm7-Ⅴ-ⅣM7-Ⅲm7」
と、二度ずつ下がっていく流れに。
それ以降は同じように
「Ⅱm7-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵm7」
「♯ⅥM7-Ⅶm7-Ⅲ7-♯Ⅲ7 」
ですね。
そして!
最後の♯Ⅲ7は「半音上げ」用のコードだったんですが、さらにここから
「♯♯Ⅲ7」
☝(ダブルシャープ出ないからこれで許して💕)
ということで、F♯ minorに戻しちゃうわけですよね~
ラスサビはF♯ minor(♯+2個)です。
戻っただけではありますが、長二度上がると結構ガッツリ上がってるように聴こえますよね。
ラスサビはサビ2ループ目です。
アウトロ1
アウトロはイントロを逆順に構成してます。
つまり、アウトロ1=イントロ2。
つまり、B♭ minor。
この結び方めちゃくちゃオシャレですよね…
アイランジュはオシャレの権化だった…
アウトロ2
イントロ1の荘厳なところです。
ということで、C minorに。
ただ、結びだけ変わっていて、
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴ7」
「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅵ」
と、しっかり終止を形成。
Ⅵだけど。
Cmajで結んでるんですが、俺の中で
「C=白」
のイメージがあって、「新しいこと始めようとしてるどころかもう始めてます感」があるんですよね…
絶対音感はないので鍵盤叩いて初めて「あ、Cじゃん……アンジュさん!?」ってなったんですけどね。
しかし全て込みで激しくヤバい曲だ…
アイランジュ…フォーエバー…
っていうかアンジュさんホントにプリチャンアイドルやめちゃうんですか…?
歌詞からもメロディからも伴奏からも引退しそうなんですが…
※追記……50話で、アンジュさんやめない宣言いただきました!やったぜ!
ありがとう!!!
アンジュさん!!!
あとはあいらさんの「Dream Goes On」ソロをお願いしたいですね。
そんなところです。ばーい👋
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