ミラクルキラッツの新曲来てしまいましたなぁ!
乙女アテンションプリーズ!
この一連の記事、ほぼ俺がウクレレで弾き語るためのやーつになってきてますが。。。
ところで今回の作家ですが、
作詞:栗原暁
作曲:栗原暁、前田佑
編曲:前田佑
あーえもいよ…
プリチャンでは「SUPER CUTIE SUPER GIRL」でおなじみJazzin’parkの栗原さんに、
同じ事務所でJazzin’parkとの共作もよく行ってる前田さんですね。
名義は割と「Tasuku Maeda」の方がよく見る気がします。珍しく漢字表記。
この布陣といえばprediaの「ヌーベルキュイジーヌ」めちゃくちゃ良いです。
プリチャンのオタクなら聴かなければなりません。はい。
ではでは聴きこみ開始!
目次
①メロディ
この歌はサビで転調しますが、最初はF major。
ド=F
で読み替えてください。
イントロ
ドシラ♯シドの繰り返しでF minorのⅥm感のあるメロ。
「感のある」というかむしろF minorとして聴いた方がいいのでは…みたいな導入です。
AメロからはしっかりF majorなので、転調と見た方が分かりやすいかも…?
どっちにしろクロマティックな動きなので、ダイアトニックからは外れるため個々人の解釈に任せます!のヤツ!
臨時記号を付けるか否かの議論と考えてもいいと思うので、あまり機能的な部分を考察しすぎるのもダメな感じも。
ともかく、イントロはAメロを際立たせる構成なわけです!
Aメロ
さてAメロですが、イントロから間髪入れずに入ります。
F major感強まってる!多幸感!
最初はミファのプラルトリラー、からのレシソ♯。
レシソ♯とかもう短三度DOWNアンド短三度DOWN。
コード編でも言いますが、「ソ♯」なんていうやつは長調において憂いを帯びさせるスペシャリストなわけです。
マイナー感強めたり、浮遊感強めたり。
そんなのをメロディーで出しちゃったら、そりゃあもう帯びますわ、憂い!(主観)
憂いを帯びた女子なんか、深みのあるかわいさ出しちゃうんですよ!(主観)
というわけで深みのあるかわいさを出す桃山かわいい
次がドレのプラルトリラーからのドシラ♯…あれ?
イントロと同じラ♯使ってんのに聴こえ方違う!
これむしろシ♭です。後述しますがⅤm-Ⅰ7にぶつけてます。
コイツは儚さ出しちゃう系(主観MAX)のヤツですね。
儚さ出しちゃう女子なんか、深みのあるかわいさ以下略!(主観)
というわけで(略)桃山かわいい
この後は長三度UPアンド短三度UPからのソ-ミ締めでりんかパートへ。
今度はファソのプラルトリラーからのミレレ♭。
レ♭か…これはド♯でしたね。
コード編あるつってんのにコード出しますが、ここでⅥ7をぶつけています。
ここまで憂いと儚さを強める音を使ってきているため、ド♯も物憂げな響きになって聴こえますね。
つまりは単純にりんかちゃんかわいい
りんかちゃん後半はラミレという五度UPと四度DOWNを組み込んだモチーフを繰り返し、極めつけにラ→ソの短七度UPでブチ上げてBメロへの突破口を開きます。
レまで下りてドミナント感を出してからえもへバトンタッチ!
Bメロ
ラ始まりでマイナーよりにして、郷愁感を出しつつの…
「ミ♭」「ラ♭」
これ。後ろで鳴ってるのはⅣm7。構成音ですね。
これなんか郷愁感の塊なんですよ。
郷愁感思わせる女子なんか、深み以下略!
えもえもはえもえもかわいい
そうこうしているとソ→ソのオクターブUPしつつミに落ち着き、
ファ♯のトレモロからのソ締めでサビへ。
ファ♯!?
ここ、属調のC majorに転調している感じです。イントロと同じく、転調せずF major上で何とかしてる解釈でもいいかも。
C majorと考えると、シ→ドの動きにドミナントモーションでⅠに落ち着かせてサビ前の安定作ってる、みたいな。
F majorのままなら、ファ♯→ソの動きにⅡ→Ⅴの遷移でドミナントにさせて次につなぐ用意してる、みたいな。
あ、C majorに一旦転調と考えると…
F major→属調に転調→C major→属調に転調→G major
あぁ!近親調で転調してるんか!
ってなるやつ。
もうF→Gのガッチャンコも自然に聴こえてしまう耳を獲得してしまっているので、どちらでも近親調に聞こえるという俺…
まぁどっちにしても、本気でヤバい曲構成。プリチャン強すぎる…
まだBメロですからね?サビ待ってますからね?
サビ
実はサビが一番シンプルなメロディです。
というのもダイアトニックしか使ってないから。
ここまで、メジャー感とマイナー感の間をフワフワしているようなメロディ&コードで、
憂い・儚さ・郷愁
みたいな単語出してきましたが、サビからは違います。
ゴリゴリの明るさMax。
日が昇った直後の薄暗いところから、日がそこそこ高くなって「朝だー!」の感じ。
それもこれも、G majorへ転調したからじゃないか?という意見も。
転調しました。ド=Gです。
ソドレで上りつつ、上のファからゆっくり落ちていき、シの辺りまで下がる柔らかいメロディです。
でも伴奏もあいまってミラクルキラッツの元気感出てるというスゴイサビ。
多分「ソドレ」エレベーターの上りが元気感の原因ですわ。
最後のフレーズ結び。
ドラ♯ドレミ♭レドレド。
おいおいおいおい!つまりイントロと同じ同主調転調のパターン。
ラソラシドシラシラのヤツ。
かっこいいヤツここで来ちゃいましたね…ミラクルキラッツ恐ろしい子たち…
TV sizeではサビフレーズ1回目が終わると「ピタっ」と音が止まり、
その後F majorに落としてから落ちサビ。
半フレーズやってからG majorに戻りラスサビ。
基本のサビフレーズをズラして切り貼りするノレるタイプのラスサビです。
A・Bではかわいさをフルで出し、サビでは明るさをフルで出し、結びでカッコよさをフワッと香らせる三人組。
ミラクルキラッツやべぇわマジで。
②コードとか
メロディでテンション上がりすぎて長くなりました。
最初はF majorということで、
Ⅰ=F
で読み替えてね!
イントロ
「Ⅰ」
でパァ~と鳴らしてからの
「Ⅰ-Ⅰm-Ⅰ」
この中でギターが主メロ(ボーカル)に合わせてメロ追ってる感じ。
メロディ編でも書いてましたが、F minorとみて「Ⅵ-Ⅵm-Ⅵ」としてもいいかも。
ここのパーカッションは聴きどころだったりします。裏使って若干外していく感じがえもいですね~
あとハンドクラップ好き。SCSGでもハンドクラップあったけど、ほんとすき。
Aメロ
「Ⅰ-Ⅶm7(-5)-Ⅲ」
「Ⅵm7-(Ⅵ♭m7-)Ⅴm7-(Ⅰ7sus4-)Ⅰ7」
「ⅣM7-Ⅲm-(Ⅵaug7-)Ⅵ7」
「Ⅱm-Ⅳ-(Ⅴsus4-)Ⅴ」
メロディはわりと特別感ありましたが、コードはそこまで大変なのがないんですよね。
一音の重要性がわかりますね~
ソ♯の入ったⅢの強いマイナー感、
シ♭の入ったⅤmの可憐だけど儚そうな響き、
ド♯の入ったⅥ7の物憂げな表情…
ノンダイアトニックコードを駆使すると全ての感情を表現出来る説ありますね。
カッコ書きのところは繋ぎの音ですが、弾けるとカッコよさそうですな。
基本的にシンコペーションで鳴らしていくスタイル。
パーカッションも8分で刻んで色々いれてくエモいヤツ。
低音強めで歪んだギターが安定感出してますね。
上の「」ごとに、結びの部分でシンセが入ってるのが気持ちよくて、楽しいです。
あー楽しい!
Bメロ
「Ⅳ-Ⅳm-Ⅲm-Ⅵ7」
「Ⅱ7-Ⅴ-Ⅵ」
って感じです。
前半はPPPHのノリ。かなりアイドル曲感強いです。
コール入れやすいですね。
後半のヤツは前述したとおり、
『C majorとみて「Ⅴ7-Ⅰ-…」』って感じで一瞬だけ頭を切り替えてもよさげ。
最後のⅥは「Ⅵとして」じゃなくて、「全音UP転調後のⅤ」な感じ。
スパガでよく聴いてたこの転調大好きなんですよね俺。
そしてパーカッションはDJプレイでよく聴くどんどん細かくなるヤツ。
テンション上がってきます。もうそろそろサビだ!
サビ
転調してG majorに。
Ⅰ=Gで。
サビは完全にカノン進行ですなぁ。
みんな大好き、俺も大好き!
「Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ」
「Ⅰ-Ⅴ/Ⅶ-Ⅵm7-Ⅳm7」
「Ⅱm7-Ⅲm7-Ⅳm7-♭Ⅶ-Ⅰ」
Ⅳm7かわいすぎるだろ…
カノン進行もかわいい系ですが、Ⅳm7の破壊的かわいさ。
かわいいとかわいいの融合です。そりゃ桃山家の髪の色がピンクになりますわ!
これ、最後の「Ⅳm7-♭Ⅶ-Ⅰ」はG minorに転調して「Ⅱm7-Ⅴ-Ⅵ」な感じも。
細かい転調のところはモーダルインターチェンジでやってます的解釈もいけそうですな。
むしろそっちの方がすっきり?
TV Sizeでの2フレーズ目落ちサビも、F majorになるだけで動きは同じです。
Gに戻る3フレーズ目が終わると、最後のⅠからカノン進行、ということで伴奏がループします。
そのループで結び。楽しいぞーこの歌!
やっぱり元気なミラクル☆キラッツ
全編通して楽しいギミックだらけな曲でしたね。
COMETIC SILHOUETTE→乙女アテンションプリーズ→フォーチュン・カラット
で調が滑らかにつながるなぁ…とか妄想。。。。。
今度プリチャンスタジオで弾き語るんだ…とかも妄想しつつ、
今日はこれにて。ばーい👋
ちなみに、ホイップさんの口笛バージョンはA majorでサビ吹いてます。
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