新曲がでました。
「Flutter」ですって。ふらったー。
作詞はhalmelnutsさん、作編曲は南田健吾さんといういつもの最強メンバー。
(感想文を書いてる段階では、作家さんがわかってませんでした……)
この曲が「がるがるトーク(文化放送)」でかかるやいなや、俺的には大刺さり!!!
ということで、ラジオ音源で聞き込んで感想を書いていきたいと思いまーす!
目次
・メロディ編
◎Aメロ
Aメロはイントロに引き続きB majorでスタート。
さて、Aメロのメロディ。
モチーフの1音目と最後の音に注目すると………
1回目(ゆず):シ→ド
2回目(ゆず):ド→レ
3回目(ももか):ミ→ファ
という徐々に上がっていくスタイルを採ってるんですよね。
急に上げすぎず、でも高まりつつある「何か」……
あっ!!!歌詞とリンクしてる……😌
そして、その3回目のメロディなんですが……
シ♭が入ってくるんですが、この音が「泣きメロ化」をさせている張本人なのです!!!
お手持ちの楽器(あれば)で該当メロディを弾いてみてください。
B majorのはずがE majorっぽくなりませんか???
実はなんとなく転調風味だったんですよね。
そしてお手持ちの五度圏早見表をご覧ください(誤家庭にしかないけど)。
BからEは隣同士で、いわゆる「下属調」となってるわけですが、これがその「『泣きメロ化』するための転調」なわけでございます。
近親調であるため、全然違和感がなく転調出来るのもスゴイところ!
すぐにB majorに戻るのと、コードがB major上で説明できるっぽい感じなので、どっちでもいいのかも……?
(というように……基本的には転調としなくても成立するので、好きな解釈でいいとは思いますが、どうもメロディを階名で追うと勝手に口が転調してしまったので紹介してみました………🤤)
その後。
主音をメインに据えて動く感じに。
主人公もなんか覚悟を決めたっぽいです。
Bメロへの渡しも主音で結んでいますね。
ただ、(個人的に)「ファ」が強い気がするんですよね……
なぜかといえば、直前の上昇形で「ファ」を使わず、降りてくるときに入れ込んでいるからなんですが…
ところで、「ファ」といえばこのブログでも度々出てきている「不思議なやーつ」なんですが、この音が強めにはさまってくると結びが強くなりすぎない……気がするんですよね。
つまり揺らぎのある結び、といった感じ。
まあまあ春って感じしますわ。いいね青春感。みたいな。
(軽く歌詞に引っ張られてるのは否めないです←←)
しかも二人でハモってる!
よく聴くと、ハモメロが3度上なんですよね。
は~~さわやかすぎるな!!!
ほら、Bメロいきますよ!
◎Bメロ
ソで始まりましたね〜
さわやかハモりからのこれよ!
ソといえばさわやかイケメンですからね!(主観しかない)
で、「あーさわやかイケメンだなぁ〜〜」とか思ってると、、、
ファ→ド→ファ
ミ→シ→ミ
5度UP&DOWNですよ………
ちょっとちょっとちょっと!!!!
盛り上がりタイミングの金太郎飴じゃん!!!
ちなみに入りのアウフタクトなんですけど、2拍目裏拍(2拍+八分のところ)から
「四分-四分-八分-……」
ということで、割とムズいです。
カラオケで採点するときは伴奏とかで拍を取りましょう。
それを歌い出し完璧にするGirls²はゴイゴイスー👉!
5度UP&DOWNゾーンが終わると、なにやら雰囲気が変わっています。
何が起こるんだ………
ただ、メロディは平静を装っているようで、ダイアトニックのみのメロディ。
嵐の前の静けさ……
と、次の瞬間………
…………
…………( ゚д゚)ハッ!
「D major」に転調したああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
そこで「ファレソ」……からの………
…………( ゚д゚)ハッ!
「F major」に転調したああああああああああああああああああああああああああああ!!!!
……そうなんです、めっちゃ転調するんです。
このあたりのメカニズム、どうなっているのか。
端的に言えば
「B major」から「F major」に持っていくためのシーケンス
ということなんですが、こんな多段転調になっているのは、
「『BからF』というのは一回の転調では持っていけない」ということが要因なのです。
お手持ちの五度圏早見表をご覧ください。(だから普通持ってないから!!!)
BとFが「対極」にあると思います。
これはすなわち「トライトーン」、「三全音」、「増四度」、「減五度」………
ということで、「最も悪魔的で相性の悪い2音同士」なわけでございます。
そんな理由で直には行きづらいのですが………
そこで!☝
180°(対極)がダメなら90°ずつ動かせばいいじゃない!
近親調転調になる
「90°転調」(このブログでしか出てこない用語でスマソ)
を駆使しましょう!という感じ。
これを同じ方向に2回行えば180°いくやーん?っていう考え方ね。
では早速、「B majorの位置」から90°の位置にあたるところの音名(調)を見てみましょう。
5度下方向に90°→「D major(B minor)」
👆まさにこれ、このBメロの調じゃん!!!!👆
更にそこから90°転調すれば
「F major(D minor)」
にたどり着けるわけでございます。
カッコ書きで併記した「マイナースケール」が重要で、その「転調後の主音名」と「転調前の主音名」が同じ、いわゆる「同主調転調」というなめらかぁ~な転調になってくれるのです。
なめらかぁ~に2回「短3度ずつ音が上がっていく」転調をすることにより、ボルテージが高まってまいりました!⤴️⤴️⤴️
サビクル━━━━(゚∀゚)━━━━!?
◎サビ
はい強拍「ファ」いただきましたっっっっっっ!!!!!
弱起メロでBメロからのワクワク感をためつつ………
サビの主役はこの「ファ」です!!!!
この強拍付点四分からずっと軸で居続けるんですよね。
その先を聴いてみましょう。
「ファ」からの長二度UPな動きが3回も!!!!
そもそもの「ファ」にすら感じてることなんですが、この動きも相まって「浮き上がる」というか「風を受けてる」感覚があるなぁ…という。
「あれ、今パラグライダーかなんかやってたかも……?」
みたいな感じ。
ではその飛んでる感覚のまま次を聴いてみると……
「レ♭」まで下がっていく……
このノンダイアトニックな音、地面ギリで着かない飛び方してる感じあるぅ………
なんかピーターパンとかそんなテク使ってるイメージあるわ………🧚
そしてまた「ファ」まで上がっていくわけですよ。
着地する気はありません。飛び続けろ!!!
そして最後のフレーズもまた、「ファ」がたくさんありますねぇ〜
一度気にしだすともう気になっちゃうでしょう?
全然主音にとどまらないこのメロディ。
空中遊泳楽しんじゃってるね???
そんな楽しい時間も終わりです。
そのまま最後は「ド」で着地です。お疲れさまでした!
…………
……まだ終わるわけないでしょうが!!!
本当の本当に最後、
「ド→ソ」
の5度UPで一気に上空に上がってフィニッシュです!!!
🌙☝Go to the Moon!!!☝🌕
切ない中に成長する強さもありますなぁ(急にどした)
◎#2サビ結び〜Dメロ
2番のサビは主音結びになっています。
…主人公、一旦状況を飲み込んでみた模様……?
なんか葛藤がはじまりそうですね……?(すこし歌詞に引っ張られてる(2回目))
さて、#2が終わると感想を経てDメロなんですが、
ここに激エモポイントがあるんですよね。
まずはよーかの「ソ→ミ」の長6度UP!
続いて蘭ちゃんの「ラ→ファ」の短6度UP!!
同じモチーフで長6度音程と短6度音程にするこの配置……激エモですねぇ!
そしてくれたんの別モチーフで一度グッと堪えます。
くれたん、「ラ」で渡しました。
くれたんの「ラ」を「ラ」で受けるリーダー。
その受けからオク上「ソ」…!
「ラ→ソ」というリーダーの短7度UPだ!!!
さすがリーダー!!!
バッチリ決め込んでいきます!!!
バッチリ!!!決め込んで!!!!!!いきます!!!!!!!!
◎ラスサビ
メロディはサビと同じ。
ということは〜???
最後が「ド→休符」からの「ド→ソ」の5度UPで〆なんですが、これすなわち。
一回気持ちに区切りをつけてます感は今までのサビと同じなんですが、これラスサビなんですよね。
区切りをつけずに……?
はいきた!
「ソ」で終わるんか!!!
主音で終わらないメロディ!!!
完全に未来を感じさせる終わり方じゃないですか!!!
時期的にも歌詞的にも卒業周辺の話っぽいんですが、その場に留まらない成長を見せていく主人公の感じですよね。
は〜😌😌😌😌😌😌
Girls²、なんかすごい歌曲を出してきたなぁという印象強めですわ…
次はコード・伴奏を見ていきましょう!
・コード編
B major始まりです。
◎イントロ
「Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴ-Ⅵm7」
「Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴ-ⅣM7」
3456的なことなですが、個人的にこれめっちゃ好きなんですよね。
別アーティストだとチキパの「SUPER STAR」のイントロとかもこれで、ど頭から主音感がないことで柔らかい印象という感じ。
Aメロへの送り出しがⅣなのもゲキヤバ。
かわいい感じ振り切ってるやん……
ストリングスのメロもまたかわいすぎるんですわ…
つーかマジで他の2曲と違う音楽性すぎて贅沢の極み入ってますよね〜
最後ピアノの下降メロディがあるんですが、これよーーーーーーくきくと「ファ」がないんですよね。
このピアノメロで「桜舞ってる???」とか思っちゃいました。
なんとなく重力感とか空気抵抗受けてます感とか…
風情ありまくりイントロでした😌
◎Aメロ
「Ⅰ-Ⅴ/Ⅶ-Ⅵ-Ⅰ/Ⅴ」
さて、Aメロ一発目はカノン進行風味。
カノン進行といえば。
そう!
かわいい!!!!
ゆず声がドンピシャなんだよなぁ……
Aメロのパーカッションですが、バスドラムメインで進みます。
結構音も強くて意識せざるを得ないわけですが、これによってボーカルのシンコペーションが際立ちまくるわけですよ。
これも結構春っぽい見た目してると思うんですがいかが。
「Ⅱm7-♭Ⅱaug7-ⅣM7/Ⅰ-※-Ⅴ-Ⅳ」
続いて下降クリシェ。
なにこれ三つ星店のオードブルですか???
半音進行はかわいいって常日頃いってるでしょーが!!!!
これもゆず声がドンピシャなんだよなぁ……………
さて、この後半の動きなんですが、
「ⅣM7/Ⅰ」からベースが「ドシラソファ」と動いていくわけです(※印部分)。
ⅣM7上で「ドシラ」とベースが下降し、ドミナントを経由しつつのまたⅣ。
サブドミナントはやわらかさがある感覚(がっつり俺の主観)なんですが、それをこんなに主張されると
「あれ?ぼくいまマシュマロかなんか聴いてました?」
とか思っちゃいますよね(俺だけ説98%)
メロディも「ファ」多めでしたが、コード的にも「ファ」多めな空模様です。
「Ⅲm7-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅳm7」
さて、ももちゃんパートです。
やっぱり転調感あるなぁ……
下属調(E major)転調風味だとすると、こういうディグリーになります👇
『Ⅶm7-Ⅲ7-Ⅵm7-Ⅰm7』
転調しても、転調しなくても、わりと説明が付きそうな進行ですよね。
転調しないパターンだと
「Ⅵ7の明るさがありつつⅣm7の憂いを帯びた響きを連続させる、心の妙な不安定さ」が見えてくる感じ。
転調するパターンだと
「Ⅶm7の強く変化していこうとする感覚からⅢ7の哀しみ強めな感じ、落ち着いたかと思ったらⅠm7でやっぱり寂しさ残ってるわ〜的なところ」が見えてくる感じ。
主人公、割と両方あるっぽくないすか……
揺れてんねぇ〜!青春だねぇ〜!
のやつ。
なお、このブログを書いてるおじさんは、(アニメでしかそういうの見たこと)ないです。
妄想捗るわ〜😌😌😌
「Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴsus4-Ⅴ-Ⅰ-Ⅰ7」
で、そんなパートを乗り越えると、こんなコードなわけですが。
イントロの浮遊感と同じ感じの感覚。
主音のコードで着地させることなくここまでやってきてるんですが、今回はさらに「Ⅴsus4」的なのがあります。
Ⅴsus4は「主音が含まれていながらドミナント風味」という浮遊感の申し子。
Aメロの締めくくりに相応しい浮遊感を提供してくれています。
しかし浮遊感ありすぎてなのか、脳内イメージがずっとソフトフォーカスかかってるんだよな……
PV欲しいな……
◎Bメロ)
「Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm」
さてBメロですね。
初手王道進行なんですが、くっきりはっきりしたガチ4536でAメロとのギャップがすごいです。
急にソフトフォーカス解除されました。
なにがくっきりはっきりというと、ベースがルートであるところですよ。
Aメロは転回して響きが若干曖昧加減を出してたりしましたが、Bメロはルート感を強めることでド直球の4536な響きになっているわけです。
パーカッションも心なしか強くなってる…?
「♭Ⅶ-Ⅳ」
そこからのこれ。
一体何が起こり始めているんだ!?
という感じ。
【ちなみにここから本当に何かが始まっていますよ…………】
そこから、D majorに転調して
「Ⅳ-Ⅴ」
早速転調ですね。B majorからD majorは90°転調なのですんなり転調できてる感じですな。
いや、まてよ…?
この前の部分をE majorの「Ⅳ-Ⅰ」と捉えると、ここの『Ⅳ』が「♭Ⅶ」になって「同じ流れがループしてる感じ」でも取れるか…?
みたいなことも思いつつ。
Aメロでも「どっちでも取れるっぽい調性」がありましたが、こういうところでも「淡さ」を覚えるんでしょうなぁ。
ほんとずっと色味淡いよね〜
パステルカラーが見えてるもんね〜!
そして次がF majorで
「Ⅳ-Ⅴ」
この90°転調で「Ⅳ-Ⅴ」を繰り返す進行、無限に出来るという。
D major上でみると「(Ⅳ-Ⅴ-)♭Ⅵ-♭Ⅶ」みたいになってて、Ⅴから半音上げるだけというリュート属でバエを狙えるやつなんですよね。
その半音上がっていく進行で、エスカレーションしていく感覚があるなぁと。
それにより、この「サビ始まるぞ〜!」的なワクワクが強まっていくわけでございます。
気持ちが高ぶりまくったところでサビです!
◎サビ
引き続きF majorで
「Ⅰ-Ⅲ7-♭ⅦM7-Ⅵ7」
このダイアトニックを外していく進行。。。
浮遊感継続ですなぁ〜!
メロディも「ピーターパンか誰かがみんな引き連れて飛んでる説」を提唱しましたが、伴奏も人を浮遊させる勢いでした。
重力なくなってますわこれ。
あと、Aメロのパステルカラーな世界も継続ね(主観MAX)。
「Ⅳ-Ⅳm7-Ⅲm-Ⅵm7」
そこからエモ締めパートに入っていくんですが…
さて、Bメロのところで
【ちなみにここから本当に何かが始まっていますよ…………】
とか言ってたやつ。回収します。
ここまでのコードを見ていくと、
「…-♭Ⅶ(B major)-Ⅳ(B major)-Ⅳ(D major)-Ⅴ(D major)-Ⅳ(F major)-Ⅴ(F major)-Ⅰ-Ⅲ7-♭ⅦM7-Ⅵ7-Ⅳ-…」
見づらいので実際のコードネームにすると
「…-A-E-G-A-B♭-C-F-A7-E♭M7-D7-B♭-…」
となっております。
なんとここまでメジャー系コードしかないのです!!!!!!
なにこれすごくない??????????
(もしかしたら間違ってるかもしれないので、そのときはごめんなさい(´・ω:;.:…)
(とりあえずそれ前提で話します…)
実際のところ、必ずしも「メジャーだから明るい」「マイナーだから暗い」みたいなことはスケールとの兼ね合いになってくるので、確実に言えるというわけではないのですが、
概ね「メジャー=明るい」であるとしてみると、
「この主人公、歌詞のあの感じになったけど割と落ち込んでないのでは」
みたいな捉え方もできなくないかなぁ、とおもいました。
しかし、そんなメジャーゾーンまでは気丈に振る舞おうとするも、「Ⅳm7」でブワッと涙出てきてます。たぶん。
そりゃそうだよなぁ…おじさんも一緒に泣いちゃうよ…😢
「Ⅱm-Ⅴ-Ⅳ」
そこからツーファイブのガッチリ進行が来るんですが、やはり完全終止はしませんね。
気持ちを終わらせられない主人公。
なんすかね、青春いいすね……
なおこのおじさん、高専出身なのでそんなものございませんでした。現場からは以上です。(いや続くよ!?)
メロディは主音で終わります。揺れまくりな心がこっちまで伝わってきますなぁ〜
「ⅣM7-Ⅴ」
はい、メロディの結びはこっちですね(メロディ編参照)。
気持ちは終わらせられなかったけど、時間は止まらないので、整理つけつつ次に繋げていきましょう!
的なドミナント。
たぶん、F majorゾーンは主人公の胸の内部分なんでしょうね。
地に足つかない、というかなんなら空飛んでる風なのは想像の世界だからかなぁ、みたいな。
(ただし俺の妄想が前提条件)
そう考えるとB majorのAメロ頭が「Ⅰ始まりのカノン進行」なんてのも「現実世界」を感じさせますね。
(ただし俺の妄想が前提条件)
そうしていると、B majorに転調しつつ
「ⅣM7-Ⅴ」
うわ!
急に現実に引き戻された!
F majorに持ってくる際、「90°転調」を使って順番に転調してきましたが、今回は直にB majorに戻しました。
F majorとB majorについて、皆さんのお手元にある五度圏を見ていただくとわかるんですが、「対極の位置」にありますよね?
これ、メロディ編でも言及しましたが、「一発で転調するにはキツい調同士」なわけです。
楽器があれば弾いてもらうとわかりやすいんですが、使ってる音に共通の音が「ファとシ(シとファ)」だけなんですよね。
少ないんです。
つまり、「音の使い方やテクニックでうまいことなめらかに転調させること」がほぼほぼ不可能だったりするわけですが………
でも急に戻しちゃう。
逆にね?
今までの流れを見ていると、めちゃくちゃエモくないですか???
また新しい日が始まっていくわけですよ。
くよくよしてらんない、と。
精神世界に取り残されてたら前を向けないんですよ!!!
でも現実はなかなか思い通りにさせてくれないわけで………
的な感じで2番。
◎#2~
特筆すべきはAメロ。
まず楽器数が最低限の数になってます。
これにより「ボーカルを聴かせるパート」となっており、ゆずももヴォイスのエモみが最大化されてますね。
あざーっす!!!!!!🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏🥺🥺🥺🥺🙏🙏🙏🙏🙏🙏🙏
そして、Aメロ最後の進行が
「Ⅲm/Ⅴ-Ⅳ/Ⅴ-Ⅴsus4-Ⅴ-Ⅰ-Ⅰ7」
という「ソ」のベース音がずっと続く部分。
コード感を薄めてⅤを意識させる感じ、なんかめちゃくちゃ爽やかじゃない???
この直前、ベースが
「ミ-ミ↑-レ-ド-レ♭-シ♭-ラ-ソ-ファ-ミ-レ-ラ-ラ♭-ソ-ファ-ラ♭」
ときて「ソ」に来るんですが、これがもうかっこよすぎるんですよね…………
ベース動きまくってると思ったら次にはめっちゃ安定…
ベース担当イケメンすぎるわ……🤤
という感じで、やっぱ寂しさ感じるなぁ〜🥺🥺🥺
しかしメインボーカルのゆずもも、ガチすぎる采配よね(ボソッ
◎間奏〜Dメロ)
「ⅣM7-Ⅲm7」
2番サビ受けでそのままⅢm7というマイナーなドミナント。
このストリングスの下降するメロ、哀愁も漂わせている気がします。
今までより強くはいられなかったんでしょうかね……?
そこからDメロで
「Ⅱm7-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵaug7-Ⅵ7-Ⅱm7-Ⅳ-♭Ⅶ-Ⅴsus4-Ⅴ」
なんかエモコードばっかりじゃん………
オーグメントの響きで「なんでこうなったんだ……」感も出しつつ。
今まで出てきたエモコードも集結。
総決算しようとしてますな。
途中のⅥ7、メロディで解決させてる感があって、自分の主張と世界観が融合してる風味もあります。
ノンダイアトニックなコードのタイミングでの歌詞に対して、「そんなことない、否定なんかできません」感を与えてませんかどうですかええ?
◎ラスサビ〜アウトロ
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7」×4
ということで、カデンツは完全終止ではなく偽終止なわけですよ。
吹っ切れた主人公。
忘れるよりも自分の正直な気持ちと付き合っていく方が合ってるわ!って言ってます。(妄想120%)
ファン界隈でも引き合いに出される「スキップ!」でも「Ⅳ終わり」だったりしますが、この終止は「春の新生活スタートを応援します!」感がすごいですよね〜
というわけで「『この曲で完結しない』感」がめちゃくちゃあるので、
「C’mon Neo Zipang!!!」「Juga Juga JUNGLE」
も聴けよ!!!!!!!!
で、ピッツィカートも入りつつのここのリズムがスキップしてるんですよね。
(ちなみに「スキップ!」出したからってわけではないです)
気持ちは結構ウキウキまでいくかもしれない………
人間、ポジティブな方がいいよ!
引きずったってポジティブシンキングしていこうぜ!
的な結びでした!
あざした!!!
青春してますなぁ~
いやぁ、春の感じありまくりの神曲でございました。
南田さんほんとうにありがとうございます😌
というわけで、今日発売のEP。
絶対に買おう!
俺も買う!!!!
そんなかんじです👋
Girls²の他の曲もこんな感じで書いてるのでよろしくです👍
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