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Girls²、「かっこいい&オシャレ」な件(「Ring Ring♪」のはなし)

  • Gchan 00 

おいおいおいおい!
このまえYouTubeにアップされた「Ring Ring♪」のダンス動画さぁ…

スゴすぎて聴きまくっちゃったぞ!!!

ファントミラージュのOP「ダイジョウブ」のカップリング曲なんですね。
この前見に行ったリリースイベントで「!?」ってなった曲で、
リリース日が待ち遠しくなってたんですが、YouTubeにアップされてひたすら聴くという。

ループしまくってます。☜曲、買いました!

https://www.youtube.com/watch?v=UNKy6yS3O5A
( Girls²・Ring Ring♪(公式チャンネルより) )

作家陣はというと、

作詞:岩見直明
作曲:岩見直明
編曲:岩見直明、今村公治

岩見さんはガールズ×戦士シリーズではおなじみで、「ハートのジュエル♡」の作詞作曲をされてますよね!
そんな岩見さんが同事務所の今村さんと共同アレンジで作られたこの曲。

絶対楽しい曲だろ……

しかし、「ダイジョウブ」も「Ring Ring♪」も、メロディの耳馴染みすごくないすかマジで…
そんで耳馴染みいいけど、結構乱高下するメロディもすごくないすかマジで…!

そんな理由もあり、聴きこんでいこうと思います。

☟発売したので、見出しに曲の再生時間を併記しておきます☟

①メロディ

出だしはG♭ major。ド=G♭で。

ちょいサビ (0:00~0:17)

ド頭「ラ」スタートで一瞬̪「シ」を飛ばす感じで弱起なんですが、
「ミ」からの下降で「シ」 をちゃんと通るメロディ。
その直後下の「ミ」まで下がるときに「ファ」を飛ばすメロディ。

なんとなくヨナ抜きとかマイナーペンタトニックを思わせる音使い。

と思ったら、次のモチーフで五度DOWNで「ファ」。
いやもう一瞬だけど「!?」ってなりますよね~

「ファ」から長七度上がって、そのあと「ソ」に落ちーの短七度UP。
短時間で七度UPが二回、しかも二回とも「ファ」絡み。
そんなんテンション上がるに決まってるじゃないですか!!!

前夜祭で大盛り上がりパターン。

前夜祭後半。モチーフがちょっと展開するところ。

はいきました「ソ♯」!
直後は「ミ」で、マイナー感が強くなりますが、これも一瞬だけ。
一瞬だからめちゃくちゃ強く聴こえますね!

そして「ミ」から脅威の短九度UP!
これも「ファ」!
エモメロに「ファ」は最適なんですなぁ……

そして結びをしっかり「ド」にして長調感に戻すという技。
いよいよさっきの「ソ♯」が効いてきますね。

ところで、
「最初の『ミ』」
「下降してファを避けた後の『レ』」
「2モチーフ目の最初の『ミ』」
「そのあとの短七度あがったところの『ファ』」
etc…

これ。

全部(ダイアトニック上の)7thなんですよね。
7thはオシャレなんですよね。
つまりGirls²はオシャレなんですよね。

!!!!!!オシャレでてきてた!!!!!!

ちょいサビでこれなんだもん。。。

まだこれ実質始まる前って本当です???

Aメロ (0:17~0:31)

ここで転調です。E major(調号♯+2)になります。
ド=Eで!

…ってことはですよ?
もうサビで長二度上がるガッチャンコ転調が確定なわけじゃないですか?

約束されたテンションマックス。

さて、Aメロはというと…


…メロディ的にものすごい質素なんですよね。

ということはですよ?
約束されたテンションマックスがあるわけじゃないですか??

そうです。我々は術中にはまってます。

そんな中でも、「ド→ソ→ド(間はトレモロで埋まってるけど)」五度UP五度DOWNのポイントを作る感じ。
術中も術中です。

基本は「ド」中心。
すごーく落ち着いた感じ。
サビと打って変わって落ち着いてます。
こんな落差もそこらの曲じゃ聴かないですよね。
でも、先述の「五度UP&五度DOWN」によってそんな落差に聴こえない。
それがこの曲のヤバいところです。

テンション維持を基本二度ムーブでやるのはプロの技ですよ…!
そして、五度UP&DOWNがAメロたりえるのもプロの技…!!!

これがAメロなの…!?

Bメロ (0:31~0:45)

急な緩みです。
急な緩。急緩。
基本二度~三度。

そこに四度UPを2連で絡めていく感じ。
「ソ→ド」と「レ→ソ」。
同モチーフ内に二回ですよ!!?

テンション上がるじゃないですか!

BメロはAメロとサビを繋ぐポイントとして作ってる感じ。
非常に短いです。8小節。

そして後半最後の急上昇、五度UP。
ヤバい。

これは、Girls²が最強曲を手に入れたことを示しています。

まだ「約束されたテンションマックス」を残してるんですが、信じられます???

これもう、Sony Music Recordsゴイスーとしか…

サビ (0:45~1:14)

はい、転調。
約束されたテンションマックスです!
F♯ major(♭+2)に転調です。ド=F♯ね。

さっきも言いましたが、長二度上がるガッチャンコ転調です。
この転調は、JPopだとラスサビとかでよく使われます。

それを途中に使うヤツ。
最近のアイドル曲だとよく聴きますが、やっぱりテンションがめちゃくちゃ上がりますね。

この曲はちょいサビと同じモチーフのため、言いたいことをすべてちょいサビで言ってしま…
いやいやまだまだあるでしょうが!!!

ちょいサビで言い切れないどころか、言いたいこと増えましたよね。
この曲スゴイよ…

ちょいサビで言ってた7thの話が進化しまして。
サビ頭のコーラスをよーく聴いてください。

「ソ」

を鳴らしてます。これって9thなんですよ(コード編も参照)。
はいオシャレ~!

いわゆるⅣM9なんですよ。
7th以上にオシャレなんですよ。
こんな音感を子供のうちに聴いておけるファントミラージュファンがうらやましすぎます…

これをオシャレと出来る感覚があると、今後音楽界で最強を謳える気がしてます…

HIROさんとこ、こういう音感教育してないかな…

それはそれとて。

サビが凄すぎて涙出てきてますね。
こんなメロはなかなか書けないですよ…マジで…

#2 Aメロ~Bメロ(1:23~1:52)

基本は同じノリなんですが、B終わりで間奏に入ります。
ダンスゾーンと言ってもいいかも。

超カッコいいんですよね…

落ちサビ(2:25~2:40)

ダンスゾーンの間奏明けでさっそくサビメロです。
伴奏がシンプルな和音ベタ弾きになって、サビのメロディが際立つ際立つ!

泣きメロだよね…「ソ♯」エモすぎるよ…

さぁ一身にサビメロを受け止めろ!!!!

サビ~ラスサビ(2:40~3:19)

ここからはサビメロが連続するゾーン。
もうオシャレなのが振り切れちゃいます…

ラスサビで短二度上昇転調!
G major(調号♭+5)です。


Bメロ→サビが長二度上昇転調、ラスサビが短二度上昇転調。

めちゃくちゃヒートアップしまくります!

そしてヒートアップしまくって……!

結びはサビメロ終わりで軽く伴奏残しでフィーネ……

!!??

我々は夢を見ていたのか……でも楽しんだ記憶はあるぞ……

的な感じで、フェス終わりのような最高潮で終わった直後の余韻が!
これフルバージョンでライブ観たら曲終わりでマジで失神しそう。

ヤバエモ曲すぎるぅ……

②コードとか

G♭ majorからスタート。Ⅰ=G♭です。

ちょいサビ (0:00~0:14)

爆ぜる系のSEでバッキングが始まりました!
さて、進行は

「ⅣM7-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ-Ⅴm7-Ⅰ7」
「ⅣM7-Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7-Ⅴ」
「ⅣM7-Ⅴ7」

こんな感じ。

王道進行スタートですよ!王道進行!
そして、最初のSEが低音域もあって最初気付かなかったですが、
よーーく聴くとベースが無いスタート。
これにより前半は軽やかな印象を与えてますね!

コードはずっと王道進行かと思いきや、1ループずつ変化していく進行。

まず注目したいのは2ループ目の「Ⅴm7-Ⅰ7」。
magical²の「サンキュー」のサビとか、プリチャンの「SUPER CUTIE SUPER GIRL」Aメロとかで顔をのぞかせてたりしますが…

この進行は「激カワ進行(仮称)」といって、とにかく激しくかわいいんですよ!
俺しか言ってないけど。
Kawaiiコード進行アワード2015あたりで審査員特別賞を貰ってませんでしたっけ?あれ?

…ゴホン。
で、これ、「シ」をフラットさせてるんですが、これが非常にやわらかい印象。
セブンスコードなんかは、Ⅴ7など基本尖った響きで、Ⅰ7も尖ってはいるんですが…
Ⅴm7とタッグを組むと、超絶かわいい友情コンボが炸裂(?)して丸くなるんです!(主観)

そして、ⅣM7へ向かうと、四度上のダイアトニックコードに進行していく形に。
いわゆるツーファイブワンと同じ動きを違う調でやってみましたのヤツ。
ただ、Ⅰ自体がトニックなので、ループの結びになってる今回のような形でも地に足を着けてる感はあるという。

そして3ループ目にも注目しちゃいます。
「Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7」ですよね。

ここからベースが登場。かっこいい!
そしてベースは短二度上昇のやーつ。
これは完全にかっこいいのやーつ!
「ソ♯」は基本ゴリゴリのマイナーにしちゃうので、Ⅵm7が際立ちまくるんですよね。
そして泣いちゃうんですよね。俺が。かっけぇ…つって。

いわゆるパッシングディミニッシュってやつですね。

ところで、リズムとパーカッション。
前半は指パッチン(クリック)が裏拍で入り、
後半は手拍子(ハンドクラップ)がだんだん細かくなるやつ。

めちゃくちゃダンスミュージックのヤツだ!!!

コード鳴らしてるシンセの切り方がシンコペーションで休符を強く意識させる並べ方。

めっちゃくちゃダンスミュージックのヤツだよ!!!!

全編通して「かっこいい」で「かわいい」を包み込んでる感じだよなぁと思いました。
というのを序盤で書いちゃいました。

ちょいサビ~Aメロ間 (0:14~0:17)

そして、ちょいサビのメロ結びからAメロまでのツナギ部分が

「Ⅰsus4-Ⅰ-Ⅰsus2-Ⅰ」

という進行。

・sus4で「ファ」
・majで「ミ」
・sus2(add9 omit3)で「レ」
・majで「ミ」
の動きがシンセメロで行われてます。

これカッチョよすぎませんか????

その後ろで「シュー」ってクレッシェンドするホワイトノイズに、
刻みがめっちゃ短くなってきてるハンドクラップ。
カッチョいいがあふれてます。
序盤でこの盛り上がりヤバい!

Aメロ (0:17~0:31)

E majorに転調(調号♯+2)です。Ⅰ=Eで読んで!

Aメロの進行は、

「Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm7」
「Ⅲm-Ⅳ-Ⅴsus4」
「Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm7」
「Ⅲm-Ⅳ-Ⅴsus4」

こんな感じ。

曲調は盛り上がりからのすこしクールダウン。
転調で長二度下がったのも大きいかも。
楽器数が減り、音符も少なめに。
この休符がものすごくノリのいい感じになってますよね~
テンポ感リズム感がボーカルメロと違うので、どうにもカッコいいんですよ…

そして、コードもシンプルなのがループ。

かと思ったら!

Ⅴsus4…!?

そう、これは、「次に来るⅠ」の補助的役割なのである!!!

ベースが「ソ」なので、ドミナント的側面もちゃんと持ってるんですが、
構成音に「ド」があるので、先行して「Ⅰのド」を持ってきてるヤツです。
いわゆる先取音ですな。

メロも、楽器も、その構成音も、なんならダンスも、
みんなちょっとずつ違うシンコペーション…

Girls²カッコよすぎませんか!!?!!??!

Bメロ (0:31~0:45)

Bメロの進行は、

「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ/Ⅶ-Ⅰ-Ⅴ」
「ⅣM7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7-Ⅰ」
「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅰ-Ⅱ」

Aメロの先取音入りⅤsus4から、ⅣM7で受け止めます。
そして、
厚みのあるシンセの長音
&ベースも長音
&アタック強めディケイ強めシンセは8分刻み
でコードを構成してるんですが、すごく荘厳かつ重厚な響きすぎる……

というのも、シンコペーションじゃなくなったから。
ついでにハンドクラップが4分で鳴ってるのも、テンポ感を正してくれますね。

さて、EDMでテンポ感を正す時といえば……!
そう!エスカレーションポイント!!!
すげぇ落ち着かせて、オーディエンスを跳ねさせまくる力を溜めさせるタイムです!!

でも、コードは音符については意外と落ち着いてはいるものの、高低差が大きいという。
456はまぁ上り坂かな…と思えますが、その次は…
「ベースが『ファ→シ→ド』」のムーブ。あっ、これは…

三全音!!!!
ここで耳がグイッともってかれます。
そこから短二度UP。
「ド」に動いて「あっ、『ド』か」で安心する耳。

その次は「ファ→ソ♯」。
さっきも言ったように「ソ♯」はゴリゴリのマイナー感。
「ソ♯」はなるべく短二度の動きを構成音のどれかに任せて刺激しないようにしたいですが、ここでむき身の「ソ♯」をあえて刺激。
また耳がもってかれました。

そこからⅥm7に着地。
「ラ」に動いて「あっ、『ラ』じゃん」で安心する耳。

この緩急の激しさ。
耳がめちゃくちゃ誘惑されまくっちゃいますね。

そして、誘惑の最終系は…
「Ⅰで結んだのに直後にⅡいく」ところです…!

なんで!?と驚くmy耳。

サビ (0:45~1:14)

さて転調です。
G♭ major(調号♭+2)に。Ⅰ=G♭で!

ええ。そうです。長二度UPのガッチャンコ転調です。
アイドル曲でよく聴くイメージのヤツ。
プリチャンの「乙女アテンションプリーズ」のAB→サビとかでもやってる転調ですが……

これ、盛り上がるに決まってるんですよ!!!!!

よく歌モノで聴く、「ラスサビが二度上がる」やつ。
盛り上がりますよね?

それを普通に曲中の転調で使っちゃうと……!
盛り上がるんです!!!!

ということで、Bメロの最後の「Ⅱ」というのは
「Ⅱ(E major)」=「Ⅰ(G♭ major)」
だったわけでございます。
このコードが挟まることで、調同士はそこそこ遠いにもかかわらず滑らかなつながりとなるわけでございます!

そしてサビの進行はというと…

「ⅣM9-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ-Ⅴm7-Ⅰ7」
「ⅣM7-Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅰsus4-Ⅰ」

あ!!!
さいしょがⅣM9になってる!!!

これこれ!これがオシャレの極み!!!

メロディ編でも書いたように、コーラスで「ソ」が鳴ってます。
そしてさわやか。さらにかっこいい。

ちょいサビよりもパーカッションが増えて、豪華に。

ここも鳴る音たち・歌う声がちょっとずつ違うシンコペーションで、
お互いの休符をお互いがかっこよく埋める感じ。

ずっとカッコいいが持続する構成ですな!

倍音がたくさんあって耳が心地いいんですが!!!

Bメロのエスカレーションのお陰で、「かっこいい」がさらに底上げされてます。
こんなん、ライブ観たらテンション上がりすぎて泣くぞ……

というわけで一旦結び。

間奏(サビ~#2) (1:14~1:23)

転調でE major(調号♯+2)に。Ⅰ=Eで。

「ⅣM7-Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7」
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7-Ⅴ7」

テンション維持したまま繋ぎです。
再登場のカッコいいベースクリシェ。

シンセメロは前半ヨナ抜き。しかも7th経由。
カッコいい。

繋ぎでもカッコいいの手を抜かない感じ。

でもやっぱりなんとなくかわいさがあるんですよね。

そりゃGirls²にこどもたちが魅了されるわけですわ…

さて、Ⅴ7でしっかりドミナントで2番へ繋いでいきます。

#2 Aメロ~ (1:23~1:52)

1番と違って、さらに楽器数&音符数が少なくなり、
ググッとクールダウンです。
かわいいを前面に出していくゾーンですな。

アタック強めディケイ強めシンセのスタッカートがまたかわいいです。
そろそろかわいい向上委員会の委員長がシールを貼りにきそう。

そこからBメロを経て間奏へ。

間奏 (1:52~2:24)

転調した!
G♭ major(調号♭+2)に!!!
Ⅰ=G♭で!

ダンスゾーンですよ!!!
最初はコード感よりもメロとリズム重視!!

「ド+五度下」「レ+五度下」「ミ+五度下」のシンセと、
歪み強めシンセベースと、
連符的リズムと、
両サイドから攻める音たち……

これって…

EDMのやつだ!!!!

メロが「レ」スタートなのが浮遊感ありますな~
ダンスミュージックは浮遊感大事ですし!

シンセメロのフレーズが2周すると、楽音強めタムが鳴りつつ、
次はクロマティックに上昇していくゾーン。
ここはコード感が強めですね。

「Ⅲsus4-Ⅳsus4-♯Ⅳsus4-Ⅴsus4-♯Ⅴsus4-Ⅵsus4-♯Ⅵsus4-Ⅶsus4-Ⅰsus4-♯Ⅰsus4-Ⅱsus4-♯Ⅱsus4-…-Ⅶsus4」
「Ⅳ-Ⅴ」

的な。(違うかも……)
20個のクロマティック上昇するsus4。
からのⅣ。

かっけぇ!!!かっけぇが極まった!!!!!

音を徐々に上げてくのもEDMの手法!
全体的にダンスミュージックのバッキングトラック。
そこにあのカッコいいダンス。
ボーカルはかわいい感じ。

すごい総合芸術に出会えました…あぁ…

落ちサビ(2:25~2:40)

一旦クールダウン。
サビはG♭ majorなので調は据え置きです。

基本は同じコードなんですが、

「ⅣM7-Ⅴ-Ⅲm7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ-Ⅴm7-Ⅰ7」
「ⅣM7-Ⅴ7-♯Ⅴdim7-Ⅵm7」
「ⅣM7-Ⅴ7」
「Ⅰ-♭Ⅶ-Ⅵm7-♭Ⅴm7(-5)」

伴奏がコードベタ弾きシンセになり、ガッツリメロを聴かせに行ってます。
それでいてコード感もしっかり聴かせる感じ。
ここすき……
Ⅰ7の「ド」って鳴ってるベースもだいすき……

…んっ!!!?
落ちサビの結びの形がものすごいことに!

「Ⅰ-♭Ⅶ-Ⅵm7-♭Ⅴm7(-5)」(たぶん)
っていうノンダイアトニック強めで、この後の展開に耳を集中させるスタイル!

一気に注目の的です!
そのままサビだ!

サビ~ラスサビ(2:40~3:19)

そこからいつものサビ!

もうメジャーナインスがエモエモのエモでEMOです。
しかし、Girls2。サビ一回で終わりませんよ、と!

転調!ラスサビは短二度上昇転調で、
G major(調号♭+5)。Ⅰ=Gです。

ここからはコードは同じものの、カッチョよすぎるシンセメロがバッキングに!!!
カッコよすぎる正体は、「ミ♭」。

「ミ」をフラットするとカッチョよくなるんですよ!!!
「Play Sound☆」とかでも使われてます。カッチョいいやつ。

そんなカッチョいいのをメインのボーカルメロじゃなくて、伴奏のシンセメロに使ってるんですが、
これがまた疾走感を生んで、ただでさえ短二度上昇転調してるのに、さらにヒートアップさせてる、という感じ。

その高揚感を聴き手がしっかり両手で持ってることを確認して、スパッと結びです。
結びのコードは、

「Ⅰsus4-Ⅰ-Ⅰsus2-Ⅰ」

はい来ちゃいました。ちょいサビ後のやつ。
カッチョいいヤツですね。
つまり、曲最後は

「カッチョいいヤツ」×「カッチョいいヤツ」

の状態。あぁ…Girls2カッチョよすぎるだろぉ……
ダンスもカッチョよければ、曲もカッチョいいし、
なんなら歌声が「かわいらしい」というより「オシャレ」に聴こえる倍音持ってるし……


やっぱりどう考えても、フルバージョンのライブ観たら失神します。
「はぁ~ヤベェ…(失神」
ってなってる俺が居たらよろしくお願いします……

miracle²×magical²×mirage²=最強

ええ、そりゃあリリースイベントで「!?」ってなりますよね。

しかしカッコいいなぁ…

いやほんと、なぜおととし見に行ったおもちゃショーでミラクルちゅーんずのステージを観なかったんだ俺…
でも、去年たまたま観たマジマジョピュアーズのOP(ミルミルのほう)で衝撃が走ったおかげで、このヤバい曲に会えたのは本当に良かったです…

Girls2も始まったばかりだけど、すでにスゴイという話でした。

CD鬼リピしよ!
ばーい👋


miracle²、magical²、mirage²の曲もこんな感じで書いてるのでよろしくです👍

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