magical2ちゃんの「魔法×戦士 マジマジョピュアーズ!」が佳境に入って、邪魔男爵のコントが始まりましたね。
んで、第四クールからEDが変わりまして。
聴いた瞬間に電撃が走りました故、感想書きますね。
あと、先行配信もされてたのでDLしました。
SMRやるぅ!ということでフル聴きまくってます。
子供達もおいでぇ。フルで書くぞぉ。どんどん感想おみまいしていくぞぉ。
作家陣ですが、
作詞:halmelnuts
作曲:南田健吾
編曲:南田健吾
と、OPの「ミルミル~未来ミエル~」と同じ布陣です。
onetrapの作家さん達、ホントいい歌作るんですよね~💕
さーもう約束された神曲を紐解いていきますか!
目次
①メロディ
始まりはE majorなので、
文中の「ド=E」で読み替えてください!
イントロ(サビ後メロ)
最初の4小節だけのちょっとしたメロディ部分です。
最初の一拍を我慢する弱起のオシャレメロディ。
先出ししちゃいますが、曲の結びもこのメロディです。
サビの盛り上がりとは違う盛り上がり方してます。
そんな印象的なメロディなんですが…
使ってる音は「ド、レ、ミ、ファ、ソ」の5音だけ。
シンプルですね~!
リズムは一拍目抜き四分からの付点ちょっとくらいの味付け。
シンプルですね…!
シンプルなのにオシャレメロディ…
あと、結びが「レ」なんですよね。
さっきも書いた、「曲の結びがこのメロディ」なんですが…
エンディングで浮遊感のある結びメロって、夕方感あるんですよね(主観)
オレンジ色の見た目なんですよね…
そんなのを曲頭に持ってきちゃうなんて、もうエンディング曲に相応しすぎませんか…🌇
そんな夕方感を受けつつAメロへ。
Aメロ
夕方感継続してます。
ド中心のメロで、最高音をファ、最低音をラとしてますね。
あと、シを通らない感じ。
「ラ・ド・レ・ミ・ファ」のペンタトニック……
あ!!!!
これ、サブドミナントっぽくないですか?
サブドミナントだらけ=浮遊感→郷愁感→夕方感の図式です(主観)
つまりAメロは夕方感バリ強ゾーンなんですなぁ!
と、後半。妙に急かされる感じが。
てっきり、フレーズの2周目があるもんだと思ってたんですが、1周で結んじゃうんですよね。
1周終わりなのはTV Sizeで、尺的に切ったのかなと思いきや、フルも1周。
イントロが、「4小節 & 結びが『ド』じゃない」ことで錯覚したのかなと。
錯覚の流れとしては、
・時間の長さを「イントロ<Aメロ」と思い込む
・長くするパターンとして、一回『ド』じゃない結びのフレーズパターンとモチーフのほぼ同じ『ド』結びパターンの2周が来ると思い込む
・4小節で『ド』結びパターンが来る
・「あれ?結んだ??」と脳が混乱する
・Aメロが本当に終わって、予定より早く結んだように感じる
☞急かされてる感
かなぁと(主観)。
うーむ、夕方感の時に急かされてる感…
これ、お母さんに「早く帰ってきなさい!」って連絡来ちゃって、ダッシュで帰る感じ?
そんなのも相まってやっぱりエンディング然としてますよね。
Bメロ
さてBメロです。
長さは8小節あるんですが、4小節ごとにメロディも伴奏も雰囲気が変わります。
まず前半4小節。
ド始まりでついにシが解禁です。
この『シ』、結構重要なポジションで、E majorのアイオニアンだからな!と強く主張させる音だったり。
最初の「ド→シ」は短二度DOWN(半音DOWN)ですごくやわらかい印象もあって、夕方感から少しだけ時間が経った「若干紫色の空」くらいの印象になってますね。
2小節目の結びが『ソ』で、残り2小節のモチーフへ繋ぎます。
残り2小節は『ラ』始まりでやわらかめマイナーを覚えつつ、『ド』結び。
しっかり『E=ド』を刷り込んでいくんですが…
さて、後半4小節。
転調します。E minorです。
この4小節だけ、ド=Gで読んでください。
これ、同主調に転調してるんですが、
さっき「E majorのアイオニアンだからな!」のフリがしっかり効いてきます。
この転調を強く聴こえさせるための「シ(D♯)」だったわけですね~
そしてメロディもド頭から『ラ・ソ(D♯♭)・ファ(C♯♭)』とE majorのダイアトニックに無い音を積極的に使ってます。『ド(G♯♭)』も無いし。
そんな感じで一気にマイナー色を強めるわけです。
そう、一気に空が暗くなって、日光から街灯の明かりへシフトしていく黄昏時ですね(主観MAX)。
そして『レ』でサビへ繋ぎます。
サビ
調がE majorに戻りまして。
Bメロ最後は『レ(A)』でした。
そしてサビ一発目は「(転調後の)ミ=G♯」ということで、短二度下がるんですよね。
ただ、E minor→E majorの同主調転調だからか、テンション上がってるように聴こえるんですよね。
つまりテンショングイ上げでサビ突入です。
最初は「ミ・ファ」と「シ・ド」の短二度音程グループが「ソ」を介して交互に出るフレーズ。
そのあとに「ド・レ・ミ」と「ファ・ソ・ラ」が交互に出るフレーズ。
全ダイアトニック使ってメジャースケールだったことをしっかり思い出させていきます。
2周目、同じフレーズで行くかと思いきや、途中で『レ』がカットイン。
展開が変わって、その後すぐに「ミ→シ」の五度UP。一気にクライマックス感。
そしてミ中心の上昇形(ソまで)と下降形(ドまで)でトニック感を出しつつ。
最後の「ド」締めです。
そのドと同時くらいに、イントロと同じ形の「サビ後メロディ」がスタート。
やっぱりずっと印象に残りますよね、このメロディ。
2番はサビ後メロディはなく、ギターによる間奏からのDメロです。
Dメロ
Dメロ最初のモチーフはファ抜きの「ド・レ・ミ・ソ」。
次はファ入りの「レ・ミ・ファ・ソ」。
そのあと「ド・ミ・ファ・ソ」で、「ド→ラ」の短六度UPの見せ場。
ここまで、各ブロック4音でモチーフを構成してるんですよね~
まぁ「ラ」をイレギュラーとしといて…この3パターンの音を同時に鳴らしてコードとすると、なかなかエモい進行に。
3種のテトラトニックが移動してる感じですね。
最後は「ド・レ・ミ・ファ・ソ」を使っての構成。
ところで、Dメロの音、シをかたくなに使いません。
たびたび言ってますが、シは不思議ちゃんで謎の存在感があるんですよね。
いなくても存在感バリバリ出す感じ。
シがいない音階は「シがいない音階」になるんですよね…
ファがいないのも個性が強いですが、シがいない方が強烈。
というわけで、Dメロはクセのあるメロディで他と一線を画す展開重視メロでしたよということですな。
ラスサビ
Dメロを受けてのサビ。
Bメロの転調を受けるサビとはまた違った趣です。
Dとは同じ調なので、勢いが連続してる印象ですね。
ラストスパートです。
ラスサビ明けはイントロと同じサビ後メロディ。
2周します。
そして…!
アウトロ(サビ後メロ2回目)
半音上がります!
F majorですね!
ボーカルメロは1周で、そこから全体が結びに入ります。
ってか、コード進行も相まって、ずっと続けられそうです。
一生続けられそうな感じ、miracle²の「Happy」っぽいかも…?
②コード進行とか
E majorということで
Ⅰ=Eです。
イントロ
「ⅠM7-Ⅴm7-ⅣM7-♭Ⅶ9-Ⅵm7-Ⅱ7-Ⅴ7」
をピアノでちょっとアルペジオっぽく二分音符で鳴らす感じ。
そこにRight側にギターがセクシーな感じでオブリガートで埋めてきます。
あとLeftのベースもヤバい。エモい。エモエモセンサーバリ100%(©萌黄えも)。
最後のドミナントからピアノコードが八分刻みに。
これカッコよすぎません???
パーカッションまわりだと、 Aメロに入る直前にドラムのフィルイン。
スネアよすぎる…夕方感の一端を担ってますよね…
あとウィンドチャイム!
しゃらららーんのやつ。これも夕方感強めてる気がします。
このウィンドチャイム、要所要所で入ってきます。
コイツの午後感凄いんですよね…
つまりキラキラアフタヌーンソングですね(主観)。
Aメロ
「ⅠM7-ⅣM7-Ⅴ-ⅠM7-Ⅴ-Ⅵm7-Ⅱ7-ⅣM7-Ⅴ7-ⅠM7」
4小節にこんなに詰め込まれてます。コード。
ピアノが八分刻み、ドラムスは定番パターン、ベースは割と動くかっこいいヤツ。
シンプルなんですが、ベースがカッコいいのでトータルかっこいいです。
結びが「SD-D-T」というかっちり完全終止なもんで、メロディ編でも言った「脳が錯覚を起こして急かされてる感」が強いです。
ほんとてっきりⅤ7で1周目終わって2周目でⅠM7かな~と思ってました…
しっかり終止したところでBメロへ送ります。
Bメロ
「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅲm7-Ⅵm7-Ⅱm7-Ⅴ7-ⅠM7-Ⅰ7」
王道進行とツーファイブワン!
からのⅠの属七和音。ⅣM7いきてぇ!
ドラムスがシンコペーションですな…
タムがおしゃれリズムなのエモすぎますわ…
あとライドシンバルよ…
パーカッションがエロい。
そしてギターですよ!
ちょっと湿り気のある音で右耳がシアワセなのですよ。
ここでE minorに転調しつつ、(Ⅰ=Gで読んでね!)
「ⅣM7-Ⅴ7-Ⅲm7-Ⅵm7-♭ⅦM7-Ⅴ7sus4-Ⅶm7/Ⅲ-Ⅲ7」
コードはほぼ1周目と同じ感じですが、後半ですよね。
♭ⅦM7…これがまたかっこいいんですよ…
なかなか硬派な響きというかなんというか。
Ⅵm7から半音グイッと登る感じがあって、もう一段登りたくさせる印象のコードですな。
Ⅴ7sus4もシが入ってるので、半音ずつトントン登って行ってますね。
そのあとsus4でⅤ7に解決かなと思いきや!
Ⅶm7/Ⅲ-Ⅲ7というⅢ7sus4みたいな動き。
転調直前をⅢ7にするためのⅦm7/Ⅲがまた爽やかな響きなんですよな~
Ⅶm7大好きです。Ⅶm7-5よりも好き。
さて、ここからストリングスも参戦。
人数の少ないストリングス隊、みたいな感じで、これも湿り気のある音ですね。
パーカッションが四分バスドラ等シンプルなパターンになり、サビへの高揚感を演出。
そして、右耳をよーく澄ましてギターのリズムを聴いてください!
めたくそかっこいい…
どれかが整うと、それ以外が崩すというリズム。
夕方感・午後感はリズムからも来てますねたぶん。
結びでピアノがポロポロポロンつって上昇するのもかっこいいっす。
サビ
「ⅠM7-Ⅴ/Ⅶ-Ⅵm7-Ⅴm7-Ⅰ7-ⅣM7-Ⅲm7-Ⅱm7-Ⅴ7」
最初はカノン進行の変形みたいな感じ。
「ⅠM7-Ⅴm7-ⅣM7-♭Ⅶ9-Ⅵm7-Ⅱ7-ⅣM7」
2周目はイントロっぽい感じ。
似たようなコードの動きなんだけど、印象が全然違うという。
Ⅴの3rdが変わるだけで一気に浮遊感・夕方感。
そういえばさっき♭ⅦM7の話をしましたが、
♭Ⅶ7系になると、硬派じゃなくて浮遊感に変わるんですよね~
7thが短七度なのか長七度なのかで硬さが変わるのスゴイ…
音楽は奥が深いです…
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7」「ⅣM7-♯Ⅳm7-Ⅴ7」
そこから刻んでいく感じの3つコード×2のところ。
プリチャンの「SUPER CUTIE SUPER GIRL」Bメロなんかにもありましたが、
メリハリがついて引き締まりますね。
後半の♯Ⅳm7、よく使われるのは♯Ⅳm7-5の5thがフラットする奴ですが、
今回のはフラットしないパターン。
フラットすると「ド」なんですが、フラットしないことにより「ド♯」。
つまりこれって
「ファ→ファ♯→ソ」と「ド→ド♯→レ」の上昇クリシェですよ、と。
なんかわかんないですが、ヨーロッパ感がありますね。わかんないけど。
「Ⅴ7」
そして後に続く形を問わずドミナント終わり。
メロディは結びますが、コードは後続に任せるスタイルです。
#2 Aメロ~Bメロ
2番はコードは同じなのですが、楽器メロを若干変えてます。
特にギターがかなり多彩なフレーズを入れてます。
Aメロ終わりからBメロは右耳に注目です。
間奏
「Ⅵm7-Ⅱ7-Ⅴ7-ⅠM7-Ⅴ/Ⅶ」
間奏はストリングスがコードのメイン部分を、
メロディはギター、ベースがさらにセクシーといった感じ。
この後すぐDメロなんですが、Ⅴ/Ⅶのところのストリングスを覚えておいてください。
「ミーレドシー」の動きです。
Dメロ
「 Ⅵm7-Ⅱ7-Ⅴ7-ⅠM7-♯Ⅰdim7」
コードは間奏と「ほぼ」いっしょです。
さっきのストリングスの「ミーレドシー」部分。
Dメロでは、「♯Ⅰdim7」で、構成音は「ド♯・ミ・ソ・シ♭」
ド♯はベースが担ってるんですが、ここ、ストリングスを聴くと
「ミーレドシ♭ー」ってなってるんですよね。
構成音を合わせに行ってるわけです。
この動きがまたエモエモのエモ。何回もリピートしちゃうポイントですね…
「Ⅱm7-Ⅲm7-ⅣM7-♯Ⅳm7(-5)-Ⅴ7-♯ⅤM7-♯Ⅵ7」
後半はこんな感じで動くんですが、これの後ろ二つ。
同主調のⅣとⅤの動きだったりします。
あとここもギターを聴くべき。ギターずっとヤバいぞ…
ラスサビ
「ⅠM7-Ⅴ/Ⅶ-Ⅵm7-Ⅴm7-ⅣM7-Ⅲm7-Ⅱm7-Ⅴ7」
Dメロ明け一発目がすこーしだけ違って、4つ目のⅤm7の後のⅠ7がなくなってます。
Ⅴm7で溜めてますね~
アウトロ(サビ後メロ)
「ⅠM7-Ⅴm7-ⅣM7-♭Ⅶ9-Ⅵm7-Ⅱ7-Ⅴ7」
基本的にこれです。
前と同じですね。
そして、半音移調でF majorになってからも同じ動きです。
「ⅠM7-Ⅴm7-ⅣM7-♭Ⅶ9-Ⅵm7-Ⅱ7-ⅣM7-Ⅴ7-ⅠM7」
ボーカルが終わった後、楽器だけでこの一連を弾いて、オルガンのコードで〆。
最後だけあって、楽器隊が聴きごたえのある演奏をしてます。
wetな音がおしゃれ以外の何物でもないですなぁ。
「子供向け作品」の「大人がハマれる音楽」
おいおい、マジで楽曲群良すぎなんだよなぁ…
「子供向けだから…」みたいな妥協無しなんですよね~
三池総監督もどっかで言ってたけど、子供だましはすぐバレるとか。
あれ?言ってたの違う人だっけ?
まぁそういうことなんですわ!
つまり、ガッツリハマっちゃったってわけ(Mr.都市伝説・関さん風に)
あと、ドラマが普通に面白いです。
日曜日が待ち遠しい…!!!
そんな感じでした!ばーい👋
他のmagical²曲・miracle²曲も感想書いてます!
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